こんにちは!
ブログを始めて3か月が経ちました。ネットで調べながらブログを開設し、少しずつ記事を書いてきたけど、PVはなかなか増えず、収益など夢のまた夢という感じ。
このままブログを続けてもあかんのちゃうか…
ちゃんと収益につながるブログの書き方を勉強しようかな…
というわけで、この本を読んでみました。
タイトル 「沈黙のWebライティング−Webマーケッター ボーンの激闘−」
著者 松尾 茂起
出版社 株式会社エムディエヌコーポレーション
出版年 2022年
ページ数 640ページ
この本、とにかく読みやすいです!ブログ初心者でもすらすら読めました。
超有能なWebマーケッターのボーンが、栃木県の温泉旅館「みやび屋」のホームページを作り替え、たくさんの予約を獲得していくというストーリーを読みながら、Webライティングについて学べます。
ブログやホームページで、読者に商品やサービスを購入したいと思ってもらうための文章を書くこと。
ブログ初心者にとっては「Webライティング=収益が出るブログ記事の書き方」ってことやな。
ページ数は640ページとかなりのボリュームですが、ストーリーは会話形式で進み、たくさんの絵が使われているので、漫画に近い感じで読めます。
第7章まであって、各章の最後に要点をまとめたページがあります。ストーリーでおおまかな内容をつかみ、最後のまとめできちんと理解できるようになっています。
Web関係の本を読むのは初めてだったけど、とっつきにくさが無くて良かったな。
- ブログやホームページで収益が出る記事の書き方を学びたいと思っている人
- ブログ全体、ホームページ全体の構成や運営についても学びたいと思っている人
この本のポイント3つ
SEOを意識する
記事を書く際は、SEOを意識することが大切。
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略。
検索エンジンから自分のブログやホームページに来てくれる人を増やし、成果を上げられるよう、ブログやホームページを調整すること。
検索ユーザーは「自分の悩みを素早く、的確に解決したい」と思っている。
前もって検索意図を予測しておくことで、検索ユーザーの期待に応える記事を書くことができる。
検索意図には、
- know(知りたい)
- go(行きたい)
- do(やってみたい)
- buy(買いたい)
の4種類がある。
1つの記事に複数の検索意図が合わさっている場合も多いが、doとbuyに関する記事が広告表示や収益につながる。
記事にできそうなキーワードを見つけたら、
- キーワードプランナーで関連ワードを確認する。
- 実際にそのキーワードで検索して、上位10位までのページを分析する。
- Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)内でも検索し、高評価を得ている回答から望ましい回答パターンを知る。
- 検索上位に動画が出てきたら、動画の内容も確認する。
検索エンジン(Googleなど)経由のアクセスの方が、ソーシャルメディア(Xなど)経由のアクセスより、情報を必要とする人に見てもらえる、継続的に見てもらえるという点で優れているそう。
読まれる文章を書く
読まれる文章とは、読者の脳に負担をかけない文章のこと。
人間の脳では、システム1とシステム2という2つの思考が働いている。
- システム1…直観的に理解しようとして高速で動く思考
- システム2…論理的に理解しようとしてゆっくりと動く思考
2つの思考に対応した文章を書く。
直観的理解には見やすさ、読みやすさが重要。
改行や文章のリズムに気をつけたり、「この」「その」「あの」などの指示代名詞を減らしたり、感情表現を入れて共感を得られるようにしたりする。
論理的理解には分かりやすさが重要。
主張(結論)、理由、根拠をきちんと書く。主張→理由の順で書くと、読者の離脱を防ぎやすい。
主張に対する反論、反論に対する再反論も書いておくと、筆者はよく考えていると思ってもらえる。
セルフディスカッション(なぜ?という意見をぶつける議論)、セルフディベート(反論をぶつける討論)をすると良いそう。
記事公開までの流れ
- 検索サイトで上位表示をねらうキーワードを選定し、読者像を想定して、記事の内容を決める。
- マインドマップを作成し、記事の構成を決める。
- 記事を書くのに必要な情報を収集する。
- 実際に記事を書き、推敲する。
- 記事を公開する。
記事を公開して終わりではなく、PV等の成果をチェックして記事を書き直していくことも大切。
記事にも3種類(PVを集める記事、気づきや知識を与える記事、収益につながる記事)があって、ブログ全体での位置付けを考えることも大切らしい。
感想
ブログ初心者にとって必要なWebライティングの知識がこれ1冊で身につくと思いました!
第1章から第4章までは自力でサイトを伸ばす方法が、第5章から第7章までは他力も使ってサイトを伸ばす方法が書かれていたので、まずは第4章までの内容を、自分のブログに生かしていきたいと思います。
ボーンが繰り返し語っていた、「コンテンツへの愛」「作り手への敬意」を心に留めながら・・・
何度も読み込んで、理解できたら実践あるのみ。
他のおすすめ本
同じ著者の本です。まだ読んでいないのでおすすめできる段階ではないのですが(^_^;)、レビューがとっても良いので、今後読んでみたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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